トマト–欧風カレー


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今日の一品 和牛ビーフカレー ¥1,950

つまり自分は、注文する12:50まで、荻窪高校の生徒たちに指さされながら炎天下で耐えたのです。この試練なくして、欧風カレーの最高峰の味を口にすることはできません。さあ、たべるぞ!

「今日はタンカレーはありません。」上品な女将さんの静かなこの一言は、ハードパンチでした。ストマックに突き刺さるアクシデント。むう…。では気を取り直して、ビーフカレーでいきます。ようやっと注文できた安堵感で、汗は引いていきます。タンは、無かったのか売り切れたのか。永遠の謎です。

さて配膳されました。至高のカレー。ライスの上にはチーズがのる、あの欧風スタイルです。付け合わせは、らっきょうではなく玉ねぎのヅケです。ルーを返すと、ビーフが5ピースほど顔をのぞかせます。ど、どれ、一口。緊張します。

む。濃い。フォンドボーや野菜を1週間以上煮込むというルーは濃厚で、若干の酸味があります。美味い、と感じた次の瞬間、舌が叫ぶ。「薬膳なのか…!」。スパイス36種類をブレンドしているとのことで、キレた味を想像していましたが、味はいわゆる薬膳料理の味がします。私は、薬膳料理は特に好物ではありません。スパイス=香辛料って、確かに体への効能がある調味料ですが、漢方を感じさせる中国系のスパイス感が強く感じられます。これだけ全国から高い評価を受けているスパイスなのに、私は薬膳カレーは好みのスパイスではないのです。私はおこちゃまなのでしょうか。マスターには心より申しわけなく思います。でもベースの深い味わいは恍惚ものです。

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